美文字教室 ちょっと形は違いますが…
書き方のお手本は一つではありません。本屋さんに行くとたくさんのテキストが並んでいますね。
美文字教室では「あ」から「ん」までの50音の勉強が終わると、別のテキストを使って応用練習をします。
そのテキストを見て、戸惑う生徒さんがいらっしゃいます。今まで勉強してきたひらがなの形と少し違っているからです。
例えば、「な」
左が最初にに習う「な」、右が別テキストの「な」
左の「な」は最後の輪の部分が平べったいですが、右は三角形です。
更に、「ひ」
左と右では一番下の部分の形が違います。右はとんがっていて、ちょっと雰囲気まで違ってきますね。
でも、縦横中心に引いてある点線を見てください。左の字も右の字もひらがなのほぼ同じところを通っています。
この中心線がひらがなのどこを通るのか、これがとても大事です。これをマスターしてしまえば、どんなサイズでも与えられた空白にバランスの良い字が書けるようになります。
どんな形を美しいと感じるかは個人個人感覚の違いがありますので、細部の形に変化が出てきます。行く行くは自分が美しいを思う形を探求していけばよいのです。
美文字教室では左右上下のバランスの基本をしっかりと身に着けていただきたいと思います。
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