文章を彩る「比喩表現」
こんにちは。
今回は「比喩表現」についてお話ししようと思います。
「比喩表現」とはどのような表現方法でしょうか。
「比喩」とは、何かを表現するときに別の何かに例えて、分かりやすく表現する技法です。
表現方法として「直喩」「隠喩(暗喩)」「擬人法」があります。
「直喩」とは、「まるで~のように」のような表現方法となり、「隠喩(暗喩)」は「まるで」「ような」などを使用しない表現方法で、比喩であることがはっきりと分からない場合もあります。
「擬人法」は人でないものを人に例えて表現する方法です。
さて、具体的にはどのような表現があるのでしょうか。
まず「直喩」には次のような表現があります。
★滝のような汗
★バケツをひっくり返したような雨
★山のような人だかり
など。
「隠喩(暗喩)」はどうでしょうか。
★人生は山登りだ
★あの人は天使だ
★彼の心は氷だ
など。
「擬人法」はどのような表現になるでしょうか。
★ひまわりが微笑んでいる
★草木が眠るころ
★空が今にも泣きそうだ
など。
いかがでしょうか。何か気になる表現はありましたか?
「直喩」と「隠喩(暗喩)」は、その使い方によって文章の雰囲気がずいぶん変わります。
例えば、「彼の心は氷のように冷たい」を「隠喩(暗喩)」を使って表現すると、「彼の心は氷だ」となります。
また「彼の言葉はナイフのように私の心に突き刺さった」は「彼の言葉はナイフだ」となります。
「直喩」のほうが情景を広くやわらかく伝えているのに対し、「隠喩(暗喩)」はストレートに表現しややきつい印象にもなります。
ただ文章によっては、ストレートに表現したほうが言いたいことが伝わりやすい場合もあります。
「彼女はまるで天使のようだ」より「彼女は天使だ」のほうが、筆者の感激や喜びの情景が伝わると思います。
このような比喩表現を使用することで文章が彩られ、言いたいことが伝わりやすかったり情景が浮かびやすかったりするのです。
私も読書をしていて「なんて素敵な表現なんだろう」と感動することがあります。
皆さんもぜひ「比喩表現」を上手に使用して、彩りある文章を書いてみてはいかがでしょうか。
自分なりの「比喩表現」を見つけたとき、きっと文章を書きたくてウズウズすると思いますよ!!
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